ジョンストンズ等の激安カシミヤ商品の偽物を見分ける方法!

【カシミヤ商品の偽物が多い3つの理由】

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■高価格で中国産

多くのアパレル製品が中国で生産されてますが、何と言ってもカシミヤは高級品。悪い人がお金儲けのために、偽物を生産するのです。今は時代とともにしっかり管理されてきましたが、昔はストールやマフラーを織る前の原料の段階で、カシミヤ+他素材(ウール等)のミックス素材や、そもそもカシミヤでは素材ががカシミヤ100%として売られたりしたと言われています。

■カシミヤ100%でも素材や仕上げで風合いがまちまち

偽物が多い理由の1つとして、カシミヤ製品の風合いもあげられます。カシミヤは原料レベルや染色・仕上げ方法で風合いが大きく異なります。質の悪いカシミヤ製品はゴワゴワして、全くカシミヤらしくないのですが、それでもカシミヤ100%なので高価格で市場に並んでいます。そんな商品があるので、偽物のゴワゴワしている風合いでもカシミヤ商品として販売する業者が居る背景があります。

※一般的に、欧米向けは織った後に表面をあまり掻かずに固めの風合いに仕上げ、日本向けは織った後に表面を掻いて柔らかめに仕上げる傾向があります。これは欧米では長く使いながら風合いと柔らかさが良くなるカシミヤを楽しむという文化があり、日本では買った時からカシミヤ独特の柔かな風合いを楽しむという文化の違いからです。

■ウールやアクリルと風合いが類似

ウールの風合いは、質の悪いカシミヤ(カシミヤ独特のヌメリや光沢が無い)と似ています。また、アクリルでもカシミヤタッチというフワフワに掻く加工をすると、カシミヤの柔らかな風合いに似ます。ただし、柔かく滑らかな独特の風合いと、何と言っても暖かさが全然違います。

【偽物を見分ける3つの方法】

■原料から価格が安過ぎないかをチェック!

価格が安過ぎるカシミヤ製品はほぼ偽物と断言していいでしょう。詳細は下記に記載しますが、キズがあるB品等の特別な理由が無い限り、カシミヤ100%の無地(柄無し)で、10,000円以下のストール、5,000円以下のマフラーは、ほぼ偽物。チェック柄なら、14,000円以下のストール、7,000円以下のマフラーは、ほぼ偽物。

グレードによって異なりますが、一般的にカシミヤ独特の風合いが出るグレードのカシミヤ原料価格は1kgで20,000円以上。グレードの高い原料なら1kgで50,000円以上します。。。

また、サイズによって異なりますが、原料の量はストールで250g〜、マフラーで120g〜。

単純計算すると、原料だけ最低でもストールが5,000円。マフラーが2,400円。これに工賃・日本への送料など諸経費を加えると、、、通常仕入れ価格はストール(無地)で10,000円を超え、マフラーは5,000円を超えるでしょう。

それに販売する会社の諸経費が載るので・・・、カシミヤ商品が高い理由も分かりますね。

■カシミヤ100%の本物と比較

実際に、カシミヤ100%の商品と偽物を並べて、実際に見て触って風合いを比べるとわかりやすいですね。

■検査機関で獣毛検査

最終的に偽物と断言するには、科学のチカラが必要です。素材の検査機関に混率検査を依頼して、診断して貰います。この証明書を発行して、初めて本物・偽物と証明出来るのです。

【まとめ】

偽物が多いカシミヤ商品。正直、一般ユーザーは本物のカシミヤの風合いを知らない方が多く、激安カシミヤ商品を買っても気付かないで、良いレビューを書いたりするので、激安カシミヤの商品レビューはそもそも信用しない方が良いでしょう。安さに騙されず、本物のカシミヤ商品を安く購入出来るお店で購入されることを強くオススメします。

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